子供のアレルギーで多いのは食物アレルギーです。原因として胃腸の成長と伴わずに離乳食を早めに始めた、もしくは両親又は親のどちらかが体質として持ち合わせていたなど様々あります。原因が一つでないケースもあるのでアレルゲンの特定を行っても本質的な原因究明はほぼ不可能です。
アレルゲンによっては喘息や皮膚炎なども引き起こすので非常に厄介です。症状として喘息・皮膚炎・下痢・呼吸障害など命に関わるケースもあるので決して侮れない疾患でもあります。最近の保育園や小学校などは給食で対応食を準備してくれるので働くママの負担はだいぶ軽くなりました。
もし、自分の子供がアレルギー反応を起こしたら、最初に行うべきはアレルゲンの特定です。出来るだけ細かい項目で検査してもらうと良いでしょう。食物で引っ掛かる子の多くは体質的に皮膚炎も起こしやすいので、風呂上りや朝起きた時などマメに保湿クリームを塗ったりシャワーで汗を流したりしなければいけません。もし時間がない時は着替えの際に蒸しタオルなどで擦らない様にポンポンと叩くように汗を拭いてあげるだけでもOKです。
アレルゲンの除去食は手作りしなくても、除去されたインスタント食品を利用して時間のある時に作り置きしておくと便利です。作り置きでは素材単位よりも出来上がった物を冷凍しておくとチンするだけで出来上がるので時間のない時に活用できます。また、小麦粉や卵アレルギーの場合、残念ながらケーキなどの焼き菓子を食べることは難しくなります。誕生日の日などは、アレルギーの子専用のケーキもあるので、そういったもので対応するといいでしょう。